インデックス投資の王道はオルカンやS&P500ですが、今回、米国株の新しい投資信託「Tracers S&P500トップ10インデックス」が発表されました。中々アツい投信ですので、基本情報をまとめてみました。(オフィシャルな詳細データはこれからですので、わかっている範囲でのご紹介です_φ( ̄ー ̄ ))
Tracers S&P500トップ10インデックスとは
Tracers S&P500トップ10インデックスは、S&P500トップ10指数を連動対象とするインデックスファンドで、S&P500指数の構成銘柄のうち、時価総額上位10位の株式で構成されます。銘柄の比率見直しは年4回行われます。
基本情報
名称 | Tracers S&P500トップ10インデックス |
投資先 | S&P500の上位10銘柄 |
信託報酬 | 年0.10725%(税込) |
NISA | 成長投資枠 |
運用会社 | 日興アセットマネジメント株式会社 |
構成銘柄は?
令和6年4月30日現在、まだオフィシャルのデータが発表されていないので、わかっている情報となりますが、現在のS&P500の上位10銘柄は以下の通りですので、これらが構成銘柄になる可能性は高いでしょう。上位10銘柄はS&P500の約30%を占めるマンモス銘柄ばかりです。
- マイクロソフト
- アップル
- エヌビディア
- アマゾン
- メタ
- アルファベット(クラスA)
- バークシャー・ハサウェイ
- アルファベット(クラスC)
- テスラ
- ユナイテッド・グループ
低コストが魅力的
このファンドの信託報酬は年0.10725%(税込)と最安レベルの水準になります。
Tracers S&P500トップ10インデックス | 0.10725% |
iFreeNEXT FANG+インデックス | 0.7755% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.09372% |
まとめ ボラは大きそうだが期待大
Tracers S&P500トップ10インデックスは、大人気指数S&P500をさらに銘柄数を絞った投信である為、人気が出ることは間違いないかと思います。
一方で、S&P500以上に分散性は落ちるので、ボラティリティは大きいのかなと思ったりしますので、リスクは高まることだけは忘れないようにしましょう。
細かい違いはあれど、iFreeNEXT FANG+インデックスのようなFANG+と比較される候補に挙がってくると思いますが、ハイテク株OnlyかNot Onlyか考え方で分かれそうです(後者もハイテク多めなんですけども。細かい点です)
とはいえ、かなり優秀な投信になることは期待できるので、リスク許容度が合う方にはおすすめですね( ^ω^ )