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【新たな選択肢になるか!?】SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)を調べてみた

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 SBIアセットマネジメントから日本株、米国株に続いて欧州株の高配当株ファンドが発表されました。欧州系の投資をされている方や検討している方に朗報になりうるのか考察してみました。

SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)の基本情報

SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)(以下:SBI欧州高配当ファンド)の基本情報をは以下の通りです。

ファンド名SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
設定日2024年2月28日(予定)
投資対象地域欧州
実質的な負担0.0990%程度
対象インデックスアクティブ運用
主要対象の配当利回り年率6.12%
決算日年4回(3月、6月、9月、12月の各20日)
 信託手数料は現在のところ0.1%を切っており、手数料的には申し分ないところ。配当利回りは年率は6%を超えており、かなり高い部類になると思います。

投資銘柄は:配当実績はやや不安定か?

 まだ募集前ということもありポートフォリオはまだ発表されていませんが、現在発売されているほかのファンドを参考に配当利回りを検討していきます。未発表情報の為あくまでシュミレーションであることご了承ください。

①ネスレ(NESN):スイス

2023年2.54%
2022年2.25%
2021年2.53%
2020年2.53%
2019年2.56%

②メルセデスベンツ(MBGn):ドイツ

2023年7.40%
2022年7.45%
2021年無配当
2020年1.78%
2019年2.42%

参考に2社ピックアップしてみましたが、米国高配当株や日本高配当株と比較して配当利回りにブレがある印象です。MBGnでは高配当ではあるものの無配当の年もあります。

実際に今回のファンドに導入されるかは謎ですが、欧州の高配当株をメインで投資するのはやや不安定な投資になるような印象です。

ポートフォリオに組み込むのは全然あり

 SBI欧州高配当ファンドは配当利回りがややブレがある可能性があるとご紹介しましたが、ファンド自身の成長性は他の商品を見る限り期待できます。

チャート図はyahooファイナンスより引用

ですので、長期で保有する前提で投資すると配当利回りはブレがありますが、ファンドの成長分だけややうまみは出るかなと考えられます。

 ですので、欧州投資をメインに考えるのではなく、米国や日本をメインにポートフォリオを組み、分散の意味も込めて欧州も組み込む程度で検討するのが良い使い方かなぁと今の情報で思います。実際に投資する際は投資方針をよく読み検討したいところです。

まとめ

SBI欧州高配当ファンドは欧州に投資するファンドでは信託報酬も低く抑えられており、魅力的なファンドかと思います。これまでに紹介した情報も検討材料にポートフォリオの構築に役立てていただけると幸いです。