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【株式市場のみんなは何考えてる?②】VIX指数使って市場心理を確認しよう

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前回の記事でFear & Greed Indexをご紹介しました。他に有名な指数にVIX指数があります。この指標で何がわかるのかご紹介します。

Fear & Greed Indexに関するブログはこちら⇓

【株式市場のみんなは何考えてる?】Fear & Greed Indexで市場心理を確認しよう

YOUKi.

VIX指数は昔からある市場参加者の心理を示す指標です。

VIX指数とは

 VIX指数(Volatility Index)は別名”恐怖指数”と呼ばれ、市場参加者の不安や恐怖を数値化した指数です。

(引用:楽天証券 VIX指数

 

シカゴオプション取引所がS&P500種指数のオプション取引の値動きをもとに算出・公表している指数です。S&P500を基に算出されているので、米国株に大きく影響を受けますが、国内株も米国の影響を大きく受けますから、確認する意義は大いにあります。

一般的に、暴落予想の話が市場で広まる(政治不安や戦争、自然災害など)など、投資家の不安が高まると上昇します基本は10~20の間を推移していますが、20を超えると投資家の不安が相当高まっていると判断されます。データとしてVIX指数が20を超え始めたあたりから株価は低下~暴落しています。

 直近の大暴落は2020~のコロナショック。その時は82.69(2020.3.16)まで上昇し、かなり市場が混乱していたことがうかがえます。

 VIX指数の他に日本版VIX指数の”日経平均VI”というものもあります。VIX指数と似たような変動をしますが、日本株中心で投資されている方はそちらを確認するのもアリかもしれません。

(引用:楽天証券 日経VI

VIX指数をどう活用するか

 VIX指数は市場心理を確認したいときや、投資タイミングを判断するツールとして活用が可能です。

 VIX指数が急上昇しているときは株式市場が暴落している可能性が高いと判断できます。その暴落によって多くの企業が情勢の不安や混乱が原因で株価が低下します。その後世界情勢が安定してくれば株価市場も安定し、株価も回復することが望めるため、VIX指数が上昇したときは割安で株を購入できるといえます。もちろん、暴落後そのままずるずる株価が低迷することももちろんあるので注意が必要です。

YOUKI.

指数だけではなく、ファンダメンタルズの要素も含めて考える必要があります。あくまで、1つの指標であることをお忘れなく。

 また、VIX指数は今後30日間の株式市場の変動幅を予測した指数です。言い換えれば、超短期の急な変動には対応が苦手な指数であると言えます。そのため、スキャルピングやデイトレードを等短期で決済を行うトレード手法には向かないので注意しましょう。

Fear & Greed Index 、VIX指数を活用しよう

 これまでのことから、VIX指数とFear & Greed Indexで投資タイミングを見極めようと思うと以下の条件がそろうとベストです。

  1. VIX指数は20以上
  2. Fear & Greed IndexはExtreme Fear~Fear

 しかし、タイミングとしてあまり現れないのが現状です。実際2024.2.19現在Fear & Greed IndexはExtreme GreedでVIXは14台です。

 その来るべきタイミングがいつ来るのかは誰にもわかりません。明日なのかもしれない10年後かもしれない。ずっと待っておくのは個人的には投資の機会損失であると考えるタイプなので、主にスポット買いのタイミングを見計らうのに使用するのが良いのではないかと思います。それ以外はインデックス投資にコツコツ投資しておくのが無難ではないでしょうか。