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【絶好調の半導体】SOX指数とは何か調べてみた。

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 近年順調に成長を伸ばしている半導体株。投資家の中に注目している方が多数いるはず。

 今回は半導体の重要指数「SOX指数」について解説します。

YOUKi.

2024年2月23日日経平均最高値押し上げたのはエヌビディア(半導体大手)。かなり勢いに乗っていますので、指数に関しても知っておきましょう。

SOX指数とは:半導体企業の景気を示す指数

 SOX指数(別名:フィラデルフィア半導体指数)は米国のフィラデルフィア証券取引所が算出・公表している指数です。 

構成銘柄は30銘柄

 構成銘柄は半導体の製造や流通、販売を手掛ける30銘柄で構成されています。やはり米国企業が大半(28社)を占め、台湾1社(TSMC:ファウンドリ企業最大手)とオランダ(ASML:露光装置世界最大手)1社という構成です。

 下表は時価総額順に羅列しています。SOX指数は時価総額加重平均型で算出されるので、時価総額が大きいほど、構成比率は大きくなります。

銘柄国・地域
ブロードコム米国
テキサス・インスツルメンツ米国
クアルコム米国
エヌビディア米国
AMD米国
KLA米国
アナログ・デバイセズ米国
NXPセミコンダクターズ米国
ASMLホールディングスオランダ
TSMC台湾積体電路製造台湾
ラムリサーチ米国
アプサイト・マテリアルズ米国
インテル米国
マイクロチップ・テクノロジー米国
マイクロン・テクノロジー米国
マーベル・テクノロジー米国
グローバルファウンドリーズ米国
オン・セミコンダクター米国
モノリシック・パワー・システムズ米国
スカイワークス・ソリューションズ米国
テラダイン米国
インテグリス米国
コルボ米国
ラティスセミコンダクター米国
ウルフスピード米国
コヒレント米国
ノバンタ米国
IPGフォトニクス米国
アゼンタ米国
シナプティクス米国

リスクリターンはややハイリスクな位置づけ

(引用:ニッセイアセット
(引用:Trading view)

SOX指数の推移はボラティリティはやや大きくハイリスクハイリターンな位置づけでありますが、全体として右肩上がりで成長を遂げています。

 PCやタブレット、ゲームへの需要が近年増加しており需要は右肩上がりです。2022年はロシアによるウクライナ侵攻や米国の度重なる利上げが原因で暴落していますが、近年はトレンド回復を遂げています。

 半導体は、AIの発展やEV・自動運転にも半導体は欠かせない存在であるため、これからの時代の変化を見据えての投資が行われているため指数の急激な上昇を起こしているのだと思われます。

投資するなら投資信託かETFに投資する 

国内投資信託&ETF

①投資信託:ニッセイSOX指数インデックスファンド

(引用:ニッセイアセットマネジメント

②ETF:グローバルX 半導体ETF

(引用:グローバル X

米国市場に上場するETF

③SOXX:iシェアーズ・セミコンダクターETF

米国市場に上場しているETFで、連動指数はICEセミコンダクターとSOXではありませんが、一応紹介しておきます。パフォーマンスはSOXと大きく変わらないです。

(引用:iShares

まとめ:リスクを取ってハイリターン狙う方にお勧め

 半導体市場はこれから需要が求められる分野ですので、投資する価値は十分にあるでしょう。

 ただ、ボラティリティが大きいためハイリスクハイリターンの投資なので、リスクを大きく背負ってもいいので大きいリターンを狙う方以外は、オルカンやS&P500等のより分散された投資信託を購入した方が無難かと思います。

 夢のある分野ですので、興味ある方は是非ご検討ください。